絵本と童話と関連キャラクター
↑エドワード・ゴーリーの絵本のひとつ『うろんな客
』表紙【リンク先】honto(書籍と電子書籍のハイブリッド型総合書店)
ニュース1
★日本で「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展」開催!★
ゴーリー氏が亡くなったあと
「Elegant Enigmas」という展覧会がアメリカで開催されていて、
それが初めて日本に。約2年かけて全国を巡回するようです。
開催期間と場所情報:
兵庫:2016年4月2日(土)〜5月15日(日)は伊丹市立美術館
福島:2016年7月16日(土)から福島県立美術館
山口:2016年9月8日(木)から下関市立美術館
1925-2000.アメリカの作家。
幼いころから成績優秀。
キャリアとしては、最初は出版社勤務のコマーシャルイラストレーター、
その後フリーランスの道へ。
イラストレータとしてかかわった作品は数え切れないほどで300以上はあり、
自身が絵と文を手がけた作品は100以上とのこと。
あと、猫が好きだったようです。
*参照:The Edward Gorey House(グレゴリーハウスWebサイト)
1. エドワード・ゴーリーの優雅な秘密 * 2016年4月15日発売 *
今回全国巡回するという展覧会の公式図録です。図版300点以上収録!
↑本表紙:
エドワード・ゴーリーの優雅な秘密【リンク先】honto
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2. エドワード・ゴーリーの優雅な秘密 (白泉社ムック) * 2016年3月31日発売 *
雑誌『MOE』編集部によるムック。上記の展覧会開催を記念して特別編集された、まるごとエドワード・ゴーリー本!
ポストカード8枚つき。表紙は不思議かわいい『うろんな客』。中身は、エドワード・ゴーリー・ハウスの記事やゴーリー氏が手がけた仕事についてなど。
↑ムック表紙:エドワード・ゴーリーの優雅な秘密 (白泉社ムック)
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3. MOE (モエ) 2015年 03月号 [特集:エドワード・ゴーリー]
雑誌『MOE』がはじめて、エドワード・ゴーリーを特集。不思議なキャラクターについて、作者本人について、ゴーリーグッズについて等、掲載されています。表紙のイラストは『ギャシュリークラムのちびっ子たち』の表紙の絵ですね。
↑雑誌表紙:
MOE (モエ) 2015年 03月号 [雑誌]
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私のエドワード・ゴーリー作品との出会いは、『不幸な子供』でした。
タイトルとその表紙の絵からまず衝撃でしたが、
内容はさらに衝撃的で、
こういう絵本もありなんだ、と深く心に刻まれました。
※以下一覧の絵本すべて、エドワード・ゴーリー/著、柴田元幸/訳
01. うろんな客
不思議かわいい主役『うろんな客』が突然ある家族のもとへやってきます!
ずうずうしいことをたくさんするのですが、読んでいるがわとしては、憎めません。
私は、少しなごみたいときに、読み返したりしています。
発売2000年。
↑絵本表紙:
うろんな客
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02. 不幸な子供
びっくりするくらい不幸な子どもの話です。
びっくりしすぎて何回も読みました。
大人むけの絵本だと、心から思います。
イラスト、暗いですがすばらしいです。
ストーリーは日本語と原文(英語)が併記されています。
発売2001年。
↑絵本表紙:
不幸な子供
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03. 蒼い時
一転してなごやかな絵本です。
もしかすると『不幸な子供』が衝撃すぎてよけいにそう思えるのかもしれません。
タイトルのとおり、中のカラーも青っぽく統一されています。
主役は二匹の犬です。
二匹が言葉をかわしています。
一見意味がよくわからないことを言い合っているので、
読む人によって、読むタイミングによって、
いろんな風に受け取れると思います。
考えさせられる絵本です。
原文(英語)と日本語が併記されているので、両方のリズムを楽しめます。
発売2001年。
↑絵本表紙:
蒼い時
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04. ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで
『Aはエイミー(Amy)、かいだんおちた。』からはじまって、
『Z』の名前の子供まで、それぞれどうやって死んだかが順に描かれています。
あまりにもどんどん死んでしまうので、逆に個々の現実感がうすまって、
集合としての『死』について考えてしまいます。
こちらも原文(英語)と日本語の併記です。発売2000年。
↑絵本表紙:
ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで
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05. 華々しき鼻血
すごいタイトル。副詞のアルファベットブック。
『Glorious』と『Nosebleed』を組み合わせるなんてすごすぎます。
そして、見事な絵。翻訳もすごいです。
発売2001年。
↑絵本表紙:
華々しき鼻血
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06. おぞましい二人
『死』がからむストーリー。
実話がベースだそうで、おぞましいです。
ゴーリー独特の世界がここにも広がっています。
英文(原文)併記。
発売2004年。
↑絵本表紙:
おぞましい二人
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07. ウエスト・ウイング
『絵』だけの本。
何をどう感じるかは読む人しだいです!
発売2002年。
↑絵本表紙:
ウエスト・ウイング
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08. むしのほん
初期の作品。
でも訳本が出たのは比較的最近(2014年)です。
↑絵本表紙:
むしのほん
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09. 蟲(むし)の神
こちらも初期の作品。
子供がいけにえになります。蟲、ドクロみたいな顔をしています。あぁ。。
発売2014年。
↑絵本表紙:
蟲の神
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10. 題のない本
シュール。。
発売2004年。
↑絵本表紙:
題のない本
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11. 優雅に叱責する自転車
暗くないです。少しホッとします。
発売2000年。
↑絵本表紙:
優雅に叱責する自転車
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12. 敬虔(けいけん)な幼子
ゴーリー調ですが、比較的分かりやすいストーリー。ただし子供の話。ということは。。。
発売2002年。
↑絵本表紙:
敬虔な幼子 ヘンリー・クランプ
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13. 憑かれたポットカバー クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし
ゴーリー版クリスマスキャロル。
発売2015年。
↑絵本表紙:
憑かれたポットカバー クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし
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14. まったき動物園
ゴーリーワールドのアルファベットブック。テーマは不思議な動物です。
原文(英語)と日本語併記。発売2004年。
↑絵本表紙:
まったき動物園
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15. 雑多なアルファベット
アルファベットブック。テーマは昔の教訓のパロディ。暗くないです。
発売2003年。
↑絵本表紙:
雑多なアルファベット
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16. 弦のないハープ または、イアブラス氏小説を書く。
文が多いです。他の作品を読んでから手に取ることをおすすめします。
発売2003年。
↑絵本表紙:
弦のないハープ または、イアブラス氏小説を書く。
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17. キャッテゴーリー
暗くない系です。猫と数字の絵本。
発売2003年。
↑絵本表紙:
キャッテゴーリー
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★関連情報!
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エドワード・ゴーリー洋書(英語)一覧を見る
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