HOME > 特集:目次 > 特集:話題の絵本! 『おやすみ、ロジャー』
特集

 話題の絵本! おやすみ、ロジャー


10分で子供を寝かしつけてしまうという魔法の絵本について

テレビで紹介されているのを見て知りました。
同じ方、多いのではないでしょうか?
まず、基本データはこちら↓

おやすみ、ロジャー [魔法のぐっすり絵本]


カール=ヨハン・エリーン/著、三橋 美穂/監
飛鳥新社(B5・32ページ)

↑本表紙: おやすみ、ロジャー【リンク先】BookLive! (ブックライブ)

絵本ですが、主役はあくまでもストーリーです。

さて、この絵本、実際手に取ると、思っていたよりこぶりでした。
B5サイズです。
読み聞かせ中に持っていても苦にならない軽さが意図されているのかもしれません。
あるいは、私の深読みしすぎかもしれません。

見た目は『絵本』ですし、『絵本』と呼ばれていますし、
『絵本』の体裁ですが、
中は、文字が主役で、絵は挿絵的に描かれています。
寝かしつけるための本ですので、
状況としては、子供をごろごろさせ、その横で
親が読んであげる、という姿勢になります。
すると、子供から絵はあまり見えません。

『読み方の手引き』があります。

ページをひらくと、最初に『読み方の手引き』があります。
本文の文字は、太字になっていたり、【】書きがあったり、
また、水色の箇所もあります。
それぞれに意味があり、どのように読んであげるとよいかが、
手引きに記されています。

もともと日本語じゃないのに、日本語でも効果が?

という疑問が浮かんだりしました。
この本の作者はスウェーデン人です。
最初はスウェーデン語で自費出版されたようです。
それが2010年。その後2014年に英語版が出ています。

どちらにしても、日本語とはだいぶ言葉の趣が違いそうです。
と思っていますと、日本語版を監訳されている方が快眠セラピスト。
日本でも理論に基づいて言葉が選ばれているのですね。

子供たちが眠りにつく様子を動画で見てみましょう。

この絵本のレビューを読んでいますと、
寝かしつけが楽になったという喜びのコメントをよく見かけます。
一方で、まったく効果はなかった、というコメントも見かけます。

さまざまな声があるため、誰にでもに効果があるとはいえません。
ただ、もし、寝かしつけに困っているといった場合、
寝かしつけの絵本として試してみるのも手かもしれません。

原書は今後、42カ国で発売が予定されています。
反響の大きさを物語っています。

出版元の『飛鳥新社』のホームページには、 『おやすみ、ロジャー』を使って寝かしつけをする様子を撮影した動画がアップされていました。
>> 飛鳥新社の『おやすみ、ロジャー』ページはこちら

また、『楽天ブックス』では著者へのインタビュー記事がアップされていました。
>> 楽天ブックスのインタビューページはこちら

絵本の最初を試し読みできます。

最近はWebサイト上で、本の試し読みができたりします。
『おやすみ、ロジャー』の試し読みは、私が見たなかでは、『BookLive! (ブックライブ)』が一番ページ数多く中を見ることができました。
少し中を見てみたい、という方は、ぜひのぞいてみてください。
リンクはこちら↓

おやすみ、ロジャー [魔法のぐっすり絵本]



↑本表紙: おやすみ、ロジャー【リンク先】BookLive! (ブックライブ)
>> honto で見るにはこちら
>> 楽天ブックス で見るにはこちら
>> Amazon.co.jp で見るにはこちら



ページの一番上へ