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心に残る童話

 エルマーのぼうけん



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センスある「まぬけなやりとり」にノックアウトされました。

ルース・スタイルス・ガネット さん /作
ルース・クリスマン・ガネット さん /絵
わたなべしげお さん /訳
福音館書店(初版 1963)
原:My Father's Dragon.
Ruth Stiles Gannett. Ruth Chrisman Gannett.


物とエルマーの追いかけっこは、おもしろくて、スリル満点です。


れは、エルマーが「どうぶつじま」にとらわれている「りゅうのこども」を助けにいく物語です。 助けるまでに、さまざまな困難が待ち受けています。あらすじだけ聞くと、 どこにでもある冒険もののように思うかもしれません。(私はそう思ってました。) でもその「困難」にひねりがきいていて、すごくおもしろいのです。 エルマーが、りゅうを助けにいこうと思った動機も夢があってかわいいですし。


ルマーがりゅうを助けようとするのにじゃまがはいるのですが、 このときのエルマーとどうぶつのやりとりは、はたから見てるとほんとにまぬけです。 もちろん彼らは真剣なので、真剣にまぬけなやりとりをするのですが、 それが本当に楽しめる「まぬけなやりとり」。作者のセンスを感じました。


果、みごとに、エルマーの世界にはまってしまいました。

マーク:大人向け
こんな大人の方へおすすめ

・童話の世界へのはじめの一歩としての本をさがしてる人
・三つ編みライオンを見てみたい人

マーク:子供むけ
子どもへのおすすめポイント

・冒険心をひろげてくれそうです。
※でも、ひょう(←サルかな?)はガムに興味ないよ、と言ってあげましょう。



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