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心に残る絵本

 ふたりはいっしょ



↑ ふたりはいっしょ
絵本表紙
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「カエル」という生き物を見る目が、
  すこし、かわりました…

アーノルド・ローベル さん /作
三木卓さん /訳
文化出版局(初版 1972.11.10), 64P
原:Frog and Toad Together.
Arnold Lobel. Harper&Row. 1971.


まくんとかえるくんのやりとりが、やわらかやさしくおもしろくて、 はじめて読んだときには、まるで空をじゆうに飛ぶどうぐをみつけたようなきもちになりました。 そしてあの、かわいいのかかわいくないのか、 大きいものは不気味な感じらする 「カエル」という生き物を見る目が、すこし、かわりました。


ラストはいつでも、すこしさみしさを感じるような「がまがえる&ひきがえる色」でみたされています。 ほのぼのした雰囲気ですね。


のイラストとストーリーとおなじくらいわたしが好きなのは、 「がまくん」と「かえるくん」という呼び名です。 ふっかふかのふとんにくるまれているようなやさしいひびきだと思います。 これがこの絵本と世界中の「カエル」のイメージアップにひとやくかってますよね。 原文でどうなってるのかは知らないのですが、 まさか「がまくん」と「かえるくん」ではないでしょう。。。


木さんに、はくしゅ!


日。。。
調べました。原題は「Frog and Toad Together」でした。
中身がちらっと載っていたのだけど、それをみるかぎりでは、 「かえるくん」が「Frog」で、「がまくん」が「Toad」です。
うーん、やっぱり三木さんにはくしゅ!

マーク:大人向け
こんな大人の方へおすすめ

・バナナの皮がうまく3つにむけなくてイライラしてる人
・ひるねのつもりが次の日の朝まで眠ってしまっておきてビックリして後悔している人
・は虫類となかよくなってみたい人
・ともだちについて学びたい人

マーク:子供むけ
子どもへのおすすめポイント

・ともだちっていいもんだな、という気持ちが育つと思います。
・あと、「カエルってけっこうかわいいな」と思えるようになりそう。



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