絵本と童話と関連キャラクター
ウィリアム・ニコルソン さん /さく
まつおかきょうこ、よしだしんいち さん /やく
ペンギン社(初版 1982.6), 28P
原:Clever Bill.
William Nicholson. Faber and Faben Ltd. 1926.
な
んだろ、かしこいビルって…と、思いました。
教訓めいた絵本なのかな、と想像してしまって読むのをやめようかと思ったほどです。
でも、ページをひらいてみると…
あ
れ?主人公はメリー?ビルはどこ?という感じですぐにひきこまれていきました。
言
葉が手書きふうで、絵とうまく連動していてます。
ページをめくるたびに、どうなるんだろうこれから、という期待でたまらなくわくわくします。
落ち込み涙を流すビルを見たとき、その期待は頂点に達します。
そしてここが、物語大転換の一歩手前です。
何、悲しいお話なの?どうなるの??なにがおこるの???
さ
あ、なにがおこるでしょうか。
ほんとうに「かしこいビル」です!